出会いの構造

次の資料をみてほしい。
年賀状でも、寒中見舞いでも、暑中見舞いでも、残暑見舞いでも、離職挨拶状でも、近況報告でも、何でもよいではないか。 決して手紙(書状)でなくてよい。
ハガキで十分である。 またこの種のハガキであれば、自筆でなくて、印刷ものでも許される。
大事なのは資料の文中にもあるように、「新たな勤務先を探しております」というところだ。 とにかく独りで悩んでいないで、まわりの人の人脈と知恵を借りよう。
できるだけ多くの知人に挨拶状を出してみることで、再就職につながった例はたくさんあるのだから。 まず「仕事を探している」ということだけでも知らせるべきだ。

あなたが毎日苦労して職探しをしていることを、何人の知人が知っているのだろうか。 「苦労して苦労して、やっと職をみつけ、新しい名刺を配ったら、『なんだ仕事変わったの?だったらいってくれれば、わが社も人が欲しかったのに』とか『紹介したのに』といわれた」という話をよく聞くことがある。
しかし考えてみるともっともなことで、相手はあなたが仕事を探していることを知らなかったのだ。 この教訓からもわかるように、現在職探し中とのニュースは、できるだけ多くの人に届けるべきだ。
こんなことを書くと「え。 本当?」と思われる方も多いと思う。
しかしながらこの不景気のなかでも、採用は活発に行われている。 職業安定所の求人数をみても、4年前の5月に大きく落ち込んだ後は、グラフでもわかるように、むしろ高いレベルで推移しているのである。
「でも新聞では毎日のように何千人をリストラという記事や、失業率が高まるばかりという記事ばかりではないか」とのご意見も出そうである。 マスコミの報道からすると、そう思われるのも無理はないが、ここで二つのことに注目してほしい。
一つは会社が発表するリストラ案は一部の大量解雇を除き、数年かけて目標数を達成しようとするもので、そのなかには定年退職者数、つまり自然減の数も含まれている。 だから実際のリストラ対象者数は活字として出ているよりも、かなり少ないということになる。
もう一つは確かに数年前に比べると退社している人も多いけれど、入社している人も多いという事実である。 某企業の例でみると、毎週約1万社の企業からクライアントとして求人広告をいただいている。
媒体は毎週日曜発行なので、次の日曜日には一部の連続掲載客を除き、新たなクライアント企業の掲載となる。

ふとした瞬間に出会いを思い浮かべたら、出会いを始めるのが一般的です。